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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 南 : [みなみ] 1. (n,vs) South 2. proceeding south ・ 州 : [す, しゅう] (n) sandbank
マリー、ないし、マーリー (Marree) は、オーストラリアの南オーストラリア州北部に位置する小さな町。アデレードの北方、ウードナダッタ・トラック (Oodnadatta Track) とバーズビル・トラック (Birdsville Track) の接続点に位置しており、標高は海抜である。この地域は、ディヤリ族 (Diyari) の伝統的居住地である。2011年の国勢調査 (Census in Australia) において、南オーストラリア州の北東部全域からなるマリー地区 (the Marree district) の人口は634人であり、人口の7割は男性であった。マリーの町には、およそ60人の人口がある。雇用の大部分は、鉱業、農業、宿泊業による。 マリーには、オーストラリアで最初のモスクであるマリー・モスク (Marree Mosque) があるが、これは町が開設された当時に雇われていたアフガン (Afghan) と称されるラクダのキャラバンのラクダ使いたちが、泥レンガ (mudbrick) を積んで築いたものである。一時期には、マリーの町にはヨーロッパ人の町とアフガンやアボリジニたちの町の2つに分断されていた。 == 歴史 == この地域を最初に探険したヨーロッパ人は、1840年にこの辺りを通ったエドワード・ジョン・エアであった。1859年には、探検家ジョン・マクドゥオール・ステュアート (John McDouall Stuart) が、ドイツ人の植物学者ハーゴット (Herrgott) とともに当地を訪れて泉を発見し、この同行者の名を泉に命名した。当初、この一帯は「ハーゴット・スプリングス (Herrgott/Hergott Springs)」と称されていたが、1883年に、泉の南方4kmの場所に、計画中の鉄道に駅を設ける準備がなされる中で「マリー (Marree)」という名が使われた。マリーは、先住民の言葉でポッサムを意味するものとされている。しかし、鉄道駅は、結局「ハーゴット・スプリングス」と命名され、町の名前も従前のままとなった。駅名が「マリー」に変更されたのは、1917年、第一次世界大戦中の反ドイツ感情の高まりを受けてのことであった〔。 2014年のイギリスのコメディ映画『''The Inbetweeners 2''』の一部は、オーストラリアを舞台としており、マリーで撮影が行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マリー (南オーストラリア州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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